2020年4月時点で世界人口の約半数の人々が外出制限の対象となっている。
年齢関係なく外出できないのだから、
学習機会の確保のため、日本国内ではeラーニングでの教材配布が始まったが、
特に地方自治体から提供されている小・中学生を対象としたものは個人の情報が残らない(どこまでやったか記録できない)、
どれをいつまで実施するなどの規格が設定されていないので、
結局やったとしても自分の好きな部分しかしていない、という子も少なくないのでは。と思っている。

とはいえ、オンラインで学習機会が提供できるシステムが確立されれば、特に高等教育ではビジネスチャンスは大量に出てくるはずだ。
一般には比較的安価で提供されており、引越しなどの手間も必要ではないため
諸々の経済的な理由で希望の学校へ進学しなかった学生にも志願するチャンスが出てくるはずだ。
そのため市場は日本国内に留まらず、海外からも集客が可能となるので
これまで以上のグローバルでの認知度確保が必要な時代となりそうだ。
(学生も同様に世界中の学校に出願できるため。)
教育の大航海時代、大ディスタンスラーニング時代の到来だろうか。

そもそもeラーニング、もといディスタンスラーニングには2つ方法があり、

  • リアルタイムでのクラスルームスタイル
  • 事前収録のテキストブックスタイル

が主流となっている。
現時点でディスタンスラーニングを実施している身としては実はこのクラスルームタイプが曲者だと思っている。
ただでさえ全員の確認が難しい大人数での講義は反応が見辛いなどのデメリットの中で、最も克服しづらいものは

時差

で決定だろう。

過去複数カ所で一回に繋いで長時間のセッションを行ったことがあるが、
主要な場所を挙げても

東京(GMT+9) 16:00
ロンドン(GMT±0) 7:00
サンチアゴ(GMT-4) 3:00
ロサンゼルス(GMT-7) 0:00

と最大時差日本から-16時間ということがあった。

仮にアメリカー日本、や欧州ー日本など、限られた場所であればどうにかなるかもしれないが、
「世界中から!」
となると特定エリアの時差計算じゃ済まないし、確実に深夜活動になる時間帯が発生する。
深夜、真っ暗な外の中照明だけで照らされた室内で勉強することほど集中力が保てないことはないだろう(私は。)

ディスタンスラーニングが次に挑戦する課題はマトリックスインターステラーので提示された4次元であることは確実である。

Cover:Japan Standard Time (Wikipedia)

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